事故当時の海洋警察の救援活動が適切かどうかを確認する

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イ船長の弁護人は「けがをした状況であったが、管制センターに救助要請し、可能な限りの措置を行った。海洋警察によって最終的に救助されただけである」とし、「殺人の故意・責任を問うのは不当だ」と主張した。このほか、他の被告人の弁護人も「乗客の救助は難しい状況だった」と主張した。

裁判所は被告人の陳述をもとに、事故当時の海洋警察の救援活動が適切かどうかを確認するため、救助活動に参加した海洋警察を証人として呼び、審理する方針。次の公判は１７日午前１０時に行われ、今後の裁判は、当面は毎週火曜日に開催される。　

また、船の状況を把握するため、セウォル号と「双子の旅客船」と呼ばれる清海海運所属オハマナ号での現場検証も行われる予定。一方、１１日朝の時点で、セウォル号乗客４７６人のうち、２９２人が死亡、１２人が行方不明となっている。

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